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高橋凌峰ががんばるブログです。

起業するタイミングっていつ?早ければ早いほどいい!

空前の起業ブームの昨今、若い人でもいつかは自分も起業したいと思っている方も多いのではないでしょうか?確かに、ネットインフラは整い、パソコンも一人一台持つ時代になりました。僕の周りでも起業家はたくさんいます。学習塾を運営する人、翻訳・通訳として活動している人、実家の農家をついで法人を立ち上げた人、30代でプログラミングを学んで独立した人、マーケティングコンサルタントとして活動している人。起業する人のイメージとして、既にスキルが十分あったから一人でも仕事ができるようになったのではないかという人もいると思いますが、必ずしもそうではありません。確かに、前職のスキルを活かして独立した人もいますが、スキルなし、コネなし、資金なしの状態で起業した人も僕は知っています。では、今の時代どうすれば起業できるようになるのか、起業家に必要なことは何なのか、僕なりに考えてみます。

 

タイミングは早ければ早いほどいい

はい。早いほどいいです。これは早ければ早いほど失敗してもまだ就職先をみつけれるということももちろんありますが、早い方がいい利点として幾つかあげていきます。まず、自分の考えで仕事ができるようになります。要するに受け身ではなく能動的に仕事ができるようになれるということです。当たり前ですよね。自分が動かなければ収入を得ることができないんですから。ですが、これって例えば企業で働いている人の場合、黙っていても仕事が渡されるので受け身であっても多少は問題ないんです。もちろん受け身ばかりであれば上司に怒られたりすることもあると思いますが、それだけで会社を変えよう、会社の業績を伸ばしてもっと社会に貢献しようなんて考える人はごく一握りの人間だと思います。大半は営業であれば自分に課せられた数字をクリアすれば問題ないと考えていると思います。ですが、起業家として仕事する場合、そんなこと言ってられないんですよね。全て自分の責任になるので、主体的に動くしかないんです。でもこの主体性は若いうちに磨いていくと、もし企業に入るようになっても相当高い評価を受けます。そもそも起業するという選択ができる時点で面白い人材だと面接でも高評価を受けることができます。まあ、別に企業に入るために起業するのではないですが、この主体性があるなしでは人間力としても差が出てきます。自責、他責と言いますが、例えば受け身の姿勢で仕事に取り組んでいる人は自責の考えではなく、他責の考えになってしまってる場合が多いんです。給料少ないからやる気でない、ボーナスでないのにやる意味ない、上司に意見すると怒られるから会議などで何も主張しない。これでは何も変わりませんし、どこの企業に行っても通用しません。逆に主体性を身に着けていれば全て自分の責任で行動するので、結果の受け取り方も違います。もし失敗したとしても何故失敗したか自分で分析し、次に活かそうとします。給料も今の自分の評価はこのくらいだと言う考えのもとで動くので、能動的に給料を上げるにはどうすればいいか考えます。他にも起業という選択を取れば、判断力、決断力、行動力、交渉力、分析力なども身につきます。これも全て自責の考えのもと主体的に行動しようとする結果得られるものです。次の利点として、若いうちから様々な人間に会えるということです。普通に会社員としても営業であれば経営者と会うこともありますが、社会には色んな人がいます。自分と同じく若いうちから起業している人、どん底から這い上がって会社を成功させた人、フリーランスで海外を飛び回っている人。会社員として仕事する場合と起業家として仕事する場合、明らかに合う人の種類が異なってきます。その理由は、起業家は人のつながりをとても大事にしているからです。もっと言うと、人によって自分は生かされているという意識が強いのです。そのため異業種交流会には積極的に参加しますし、起業家コミュニティにも属したり、ビジネスパートナーに面白い人を紹介してもらったりなど、とにかく人を大事にします。人脈と言ってもいいのですが、起業家にとって全ての人がお客様であり、ビジネス仲間でもあるのです。そのため、面白そうな人はいないか常にアンテナは高い状態でもあります。この意識はとても大切で、基本的に社会は人で出来ています。1人の人との出会いが人生を変えるなんてことはザラにあります。そういった出会いをいかに多く創ることができるかという点でも今後の生き方が変わってきます。また、起業家として人と合うことで、その関係性もより濃いものを作ることができます。それはたとえ年上の相手であっても対等のビジネスパートナーとして認めてくれたり、むしろ成功するためのアドバイスを積極的に教えてくれる場合もあります。それらの情報は他では手に入らないものも多いため、やはり若いうちからこういった他では会えないような人と出会うことは起業する1つの利点と言えます。

 

起業するハードルは低くなっている

ネットインフラが整っている今、起業のハードルはとても低くなっています。一般主婦が趣味の裁縫を活かし、ネット販売している話も聞きますし、ブログのアドセンス収入で起業している人もいます。確かに最初は軌道に乗るまで時間はかかりますが、やり続ければ結果は出ます。物販がしたければBASEを使えばいいです。アフィリエイトでサイトを作るのもいいです。Youtuberのように社会に役立つ、または面白動画を投稿して広告収入を得るという方法もありますし、勉強が得意であればオンラインサロンを開くのもありです。もし今の自分にはなにもないというのであれば英語ならまずTOEIC900点レベルを目指してフリーランスTOEIC講師として活動するという方法もありますし、Schooなどのオンラインスクールでプログラミングやコーディングを勉強するのもいいと思います。もしくは何かしらの分野に特化したメンターを見つけることでノウハウやマインドセットなどを学んで独立するという方法もあります。色々方法はあります。しかも、いま紹介したものはどれも、小資本で、在庫無しで、場所を選ばずできる仕事ばかりです。それほど今の時代は場所にも時間にも縛られずビジネスができる環境が整っています。恵まれた時代です。ですが、あくまでも継続することが大切です。例えば、アフィリエイトに挑戦する90%の人は月5000円も稼げずに諦める人が多いそうです。これはアフィリエイトの楽々月収100万円というイメージが悪いのかもしれませんが、ハードルは低くなったとしてもいきなり成功することはできません。むしろその分強豪はたくさんいます。その中でどのように自分を魅力的に見せ、ファンを獲得するか、この部分が大事になってきています。今は物も情報も氾濫している時代ですので、広告やPRのあり方も変わってきています。加えてどう戦略的に展開するかという考え方も大事です。確かに起業するハードルは低くなってきています。その中で、起業するという選択を取るなら、継続して戦略的にいかに正しい努力をすることが成功への第一歩です。

 

ビジネスとは相手に価値を与えるということ

これはマーケティング的な考え方なのですが、ビジネスとはお金と商品とのハッピーな交換です。この場合、商品とは相手にとって価値あるものでなければお金と交換してもらえません。ではどのような物が価値ある商品なのか。これは一概には言えませんが、あくまでも価値とは顧客が決めるものです。そしてその価値とは「価値=顧客が受け取る全てのベネフィット÷顧客が支払う全てのコスト」という方程式を理解することから始まります。「顧客が受け取る全てのベネフィット」が「顧客が支払う全てのコスト」を上回れば、顧客はその商品に価値を見出してお金と喜んで交換してくれることになり、その逆であれば無価値と判断しお金と交換なんてしてくれるはずがありません。そして、ここで考えたいのはその「価値」とは今の時代なんでもいいという状態になってきています。これは一例にすぎないですが、ただ相手を「褒める」というだけで起業してビジネスをしている人もいるそうです。この方のターゲティングは同じ起業家であり、将来を不安視している人に対するサービスらしいのですが、よく考えてみるとマズローの5段階欲求の中の自己承認欲求を満たしてあげているということになりますね。人間は欲求を埋めるために経済活動を行うのですから、そのように見たらただ「褒める」という行為もビジネスとして成立するのかもしれません。そして、もう1つ重要なのは、この「顧客が受け取る全てのベネフィット」が大きくなれば、高単価の商品でも喜んで買ってくれるということです。これは要するに付加価値をつけまくるということですが、例えば個人起業家であれば大手にはできないような濃いサービスを提供してあげるなどですね。この濃いサービスについては各々強豪を分析して戦略を練っていただきたいのですが、それとは別に、例えばあるエリアであなたしか知らない情報、あなたしか提供できない情報があればそれは希少性が高まり、価値も高くなります。こういったあなたにしかできない事を提供すれば価値は高まりますので、高単価の商品も作りやすくなります。しかし、ただ高単価商品を作ればいいのではなく、あくまでもビジネスは商品とお金のハッピーな交換です。この商品を買ってくれそうなターゲティングはどこか、決済方法はどうするか、フロントエンド商品は何にするかなど、戦略を練って、顧客とハッピーな交換をしていってください。

 

 

 

起業するときに必要なもの

パソコンがあれば十分だと思います。先にも述べましたが、ネットインフラが整っている時代です。ホームページやSNSで情報発信するにしろ、ネットで通販するにしろ、決済方法にしろパソコン一台あれば完結することができます。リアル店舗を持ってレストラン、カフェ、塾を開きたいんだというのであれば別ですが、それにこだわりがないのであればパソコン一台で起業できる時代です。後は、いかに自分の持っている情報を多くに人に見てもらい、価値として感じてもらえるかが勝負になってくると思います。なので、いまはどんな仕事をするにせよ、ある程度のコピーライティング力やネットの知識は必要だと思いますが、やはりそれほど多くのものは必要ないと思います。あと必要なのは行動力位ですね。コンサルなどの場合はセミナーや異業種交流会に参加するのは必要ですし、そのほうがネットで情報を広げるよりも早くお客様を獲得できます。いずれにせよ、20年ほど前から考えたら驚くほど起業に必要なものは少ないです。まずはパソコン一台、そして圧倒的な行動力を持って起業しましょう。

 

環境を整える

環境は大事です。僕であれば集中して記事を書くために一切の娯楽を捨てています。テレビは全く見ませんし、漫画も全く読まなくなりました。勉強のために本は読んでいますが、それも記事作成につかれた時の休憩中に読みます。今は実家住まいなのですが、いずれ収入が入ってきたらアパートを借りてさらに自分を追い込む環境を作りたいと考えています。また、人間関係も環境の一部です。成功したいのであれば、それを目指す同志、もしくは既に成功している人達と交流することを強くお勧めします。そのような人たちと関わることで自分の仕事への意識も高まりますし、お互いに学びを得たり共有できる部分も多くなります。これが普通に企業人として働いている友人とだけしか付き合いがない場合、自分の選択は間違いではなかったのかなど、友人と自分の今の立場を比較して将来を不安視する要因にもなりえます。であれば、そのような関係は断ち切って、同士とだけ時間を過ごすようにすれば余計なことは考えずに自分の仕事だけに集中できます。まあ、これは人によりけりですが、しかし、人は良くも悪くもお互いに影響しあっています。励まし合いながら人は生きているのも本当だとは思いますが、必ずしもそれがいいとは限りません。たとえその人はあなたの友人であっても、結局は他人なのです。他人がとやかく言おうと自分の人生を決めるのは自分だけです。もしいま自分のやりたいことがあるけれども人間関係的に悩んでいるのであれば、一度整理してみるのもありだと思います。友人はまたできます。それもとびきり濃い関係を持てる同士が。

 

一番必要なのはあなたのビジョン

色々書きましたが、一番必要だと思うのはあなたの想いであり、ビジョンです。これからあなたが提供する商品によって世界をどのように変えたいですか?その世界を叶えるためにどんな人にお客様になって欲しいですか?結局はこの部分なんです。その世界があなた自身の本当にやりたいというコアと一致しているものであれば、必然的に行動に移したくなりますし、求めるお客様像も自然と見えてきます。マーケティングには3C分析、PEST分析、SWOT分析、ペルソナ作成、イノベーター理論など、様々な分析手法があります。ですが、その手法に惑わされないでください。どれだけマーケティング的な知識があって分析し、どれだけ戦略を練って戦術を展開しても、ビジョンがなければ軸がブレ、成功しにくくなります。それよりもまずはあなたの想いです。あなたの強い想いがあるからこそ、お客様はファンになり、お金と商品を交換してくれるのです。自分のそのビジョンがあればコピーライティングスキルなんて必要ないですし、どんどん書きたい事が溢れ出てくると思います。なので、色々書きましたが、まず一番初めに考えるべきことは、あなたの想い、ビジョンを明確にし、相手にもわかりやすくコンセプト設計をするだけです。今の時代商品単体では売ることは難しくなってきました。情報や物が溢れている時代、顧客は「物」を買う思考ではなく、「誰」から買うかという思考になってきています。その点を踏まえて、自分の作りたい世界を考えてみてください。

 

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